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今回は、ノバ・スコシア州からファンディ湾を越え、お隣のニュー・ブランズウィック州を訪ねる。特に人気の高い名所が州立公園にもなっているホープウェル岬で、ここでは、世界最大の干満差が創り出した自然の驚異、砂浜からニョキニョキとそびえる巨大な岩の彫刻を仰ぎ ...
黒くて丸っこいからだに大きな足を持つ水鳥オオバン(Fulica atra)。水路の主(ぬし)のようには見えない姿だが、なわばり意識が強くて辛抱強く、オランダのアムステルダムでは「運河のギャング」と呼ばれている。このオオバンをはじめとする鳥たちが都市環境にどう適応しているのか、そうした適応はそもそもいいことなのかを調べている研究者らが、オオバンの巣に長年にわたって蓄積されていたプラスチックごみを細か ...
システィーナ礼拝堂の煙突から白い煙が上がり、選挙権を持つ133名の枢機卿たちが次期教皇を選んだことが明らかになったのが、現地時間の午後6時過ぎ。それから新教皇がバルコニーに現れるまでの間、バチカンの街は興奮した若い修道士たちや、小走りに広場に急ぐ修道 ...
彼らの研究は、コミュニティーの重要性を明らかにした。人々の持続的幸福度は、お互いに助け合うことで高まるのだ。論文を査読した英オックスフォード大学の開発経済学者のイアン・ゴールディン氏は、「私たちに深い満足感やウェルビーイングの感覚を与えてくれるのは、 ...
バスタブに入り、数週間に及んだ戦場生活の汗や泥を洗い流すポーズをとるリー・ミラー。そこは、普通のバスルームではない。ナチスの独裁者アドルフ・ヒトラーの個人宅のバスルームだ。同じ日、ヒトラーはベルリンで自殺した。
ローマ教皇フランシスコの死後、9日間にわたる服喪の3日目。サン・ピエトロ大聖堂でミサが行われ、枢機卿たちが参列している。5月7日、カトリック教会の新たな指導者を選ぶため、枢機卿たちはシスティーナ礼拝堂で秘密の選挙コンクラーベを開始した。教皇に選出され ...
「もう一つは、縄文人のルーツに関して、です。縄文人のゲノムを、今生きている、世界の様々な地域の人のゲノムと比較すると、かなり遺伝的に異質といいますか、隔たった集団であるとわかります。大陸の集団との分岐が3万年ですとか、非常に古い時期にまでさかのぼると ...
米エール大学がんセンターの内科医で婦人科腫瘍専門医であるエレーナ・ラトナ―氏によると、ステージ4では生命維持に欠かせない臓器に転移している場合が多く、がんの封じ込めや根絶は非常に困難だという。(参考記事: ...
ローマのサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂を見学する人々。教皇フランシスコは伝統を破り、この大聖堂の簡素な墓への埋葬を希望した。(PHOTOGRAPH BY JAAP ARRIENS, SIPA USA/AP PHOTO) ...
ビーチには大きな驚きがあるのかもしれない。サメについて知っていると思っていたあらゆることが、ドローンにより覆される。最も驚くべきなのは、多くのサメが想像以上に海岸の近くに生息しているということだ。最強の海の捕食者は、思っているよりもずっと近くにいる。
体長3.5メートルを超える2匹のオスが最長30分にわたって絡み合い、屈辱的な音とともに、相手の顔を地面に押し付ける。おそらく2匹はメスを巡り、この高度に儀式化された戦いを続けているのだろう。驚くことに、毒を持ち、ほかのヘビや同じコブラさえも食べること ...
現在のトルコとその周辺に洗練された都市群を築いたヒッタイト帝国。あるとき歴史から姿を消し、数千年にわたって忘れ去られていた。しかし近年、新たな発見が相次ぎ、謎めいた古代帝国の伝説がよみがえろうとしている。