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チッソは9日、2025年3月期第1四半期(4―6月期)の連結業績を発表した。売上高は前年比15%増の354億円、営業利益28%増の3億円、経常利益86%増の5億円、純損失2億円(同2億円増減)となった。なお、今回からセグメントを変更している。
SEMIはこのほど、最新のレポートにおいて、世界の半導体製造産業が2024年1Q(1―3月期)に、電子機器売上高の増加、在庫の安定化、前工程ファブ生産能力拡大による改善の兆候があったと発表した。今年下半期には、業界の力強い成長が期待される。
2025年3月期の通期業績予想は、売上収益5%増の4兆6230億円、コア営業利益20%増の2500億円、純利益57%減の520億円の増収増益を見込む。スペシャリティマテリアルズでの緩やかな需要回復、産業ガスやヘルスケアの好調継続、MMAやベーシックマテリアルズの石化製品やコークスなどの需要回復と市況改善を想定している。
鈴茂器工は8日、2025年5月17~5月20日に米国シカゴで開催される米国最大級のレストラン・食品サービス関連の展示会「National Restaurant Association Show」(NRA Show)に出展すると発表した。
業界筋によると、7月の汎用4樹脂の国内出荷は、高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)は前年同月比でプラスとなったが、ポリプロピレン(PP)はマイナスを継続し、ポリスチレン(PS)は再びマイナスに転じた。消費マインドは改善の動きが見られるものの足踏みが続く。
クレハは8日、2025年3月期第1四半期(4―6月期)の連結業績(IFRS)を発表した。売上収益は前年同期比4%減の419億円、営業利益35%減の32億円、純利益11%減の29億円の減収減益だった。リチウムイオン二次電池(LIB)用バインダー向けフッ化ビニリデン樹脂(PVDF)の数量・単価の下落と稼働率の低下、農薬工業薬品、家庭用品の数量減少が主な要因だ。
レゾナック・ホールディングスは8日、2024年12月期上期(1―6月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比9%増の6685億円、営業利益280億円(同411億円増)、経常利益305億円(同418億円増)、純利益384億円(同583億円増)となった。
積水化学工業は31日、2025年3月期第1四半期(4―6月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比5%増の2988億円、営業利益32%増の202億円、経常利益20%増の265億円、純利益2%減の237億円となった。純利益は前年同期に政策保有株を売却した影響で減益となっている。
三井化学はこのほど、社員有志の寄付基金「三井化学ちびっとワンコイン」と、チャンス・フォー・チルドレン(東京都墨田区)およびピースウィンズ・ジャパン(広島県神石郡)の2団体に対して、通常の寄付とは別に特別寄付を行った。これは、2023年度に「三井化学ち ...
貿易統計によると、米国の4月のポリエチレン(PE)輸出は、前年同月比9.4%増の113万5200tとなった。29ヵ月連続でプラスを継続したが、伸び率が鈍化しており、今年に入って ...
「猿払村ホタテトラポッドプロジェクト委員会」はこのほど、ホタテの廃棄貝殻を利用したブルーカーボンテトラポッド「HOTATETRAPOD(ホタテトラポッド)」を発表し、先週開催の「さるふつ観光まつり」で記念碑として設置・披露した。
三菱ケミカルグループは24日、MMA(メチルメタクリレート)モノマー、MAA(メタクリル酸)、メタクリル酸エステル類の国内価格について、8月1日納入分から値上げすることを決定し、取引先との交渉を開始したと発表した。改定幅は、MMAモノマーおよびMAAが「30円/kg」、メタクリル酸エステル類(BMA、HEMAなど)が「30円/kg以上」。