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大阪・関西万博の現場取材に奔走してきた筆者は、中東のパビリオンを意識的に見て回っている。イスラム建築だけでなく、砂漠や海と水、船、さらには古代文明から植物、真珠産業、コーヒー、未来都市計画まで、知らないことも多く見ていて飽きない。
米SalesforceがAI(人工知能)エージェント機能を強化している。日本法人のセールスフォース・ジャパンは2025年4月25日、新機能「Agentforce ...
月次決算とは、売り上げや仕入れ、人件費や各種経費といったデータを素早く集め、仕訳や社内分析資料に加工し、財務諸表や経営分析資料にまとめて格納し、意思決定に役立て、銀行などの外部機関に対して提供することだ。財務データに絞っているものの、データの収集、加 ...
新エネルギー車(NEV)大手の中国・比亜迪(BYD)は2025年4月24日、2026年後半に日本専用設計となる軽自動車タイプの電気自動車(以下、軽EV)を導入すると発表した。日本市場におけるBYDの販売実績は2024年に2223台と低迷しているが、軽 ...
2025年4月、トランプ関税の衝撃が世界の貿易構造にひずみを生んでいる。わずか1カ月前、筆者はこのコラムで、米トランプ政権の新たな関税政策が中国とのデカップリングで日本が相対的に有利になると論じた。だが、事態は想像以上にインパクトがあった。
ある大企業のIT部門の幹部に「木村さんも甘いな」と笑われてしまった。私が「DX(デジタル変革)を推進する上で問題なのは、日本企業の意思決定の遅さ」と言ったときの反応だ。その人が言うことには「日本企業の問題は意思決定が遅いことというよりも、全く意思決定 ...
ダイキン工業と日立製作所は、工場の設備故障診断を支援するAI(人工知能)エージェント(以下、設備故障診断AIエージェント)の試験運用を開始した。点検作業中の保全技術者が設備の故障を発見した際、同AIエージェントが原因と対策を提示する。これにより、点検 ...
2025年4月初旬、米トランプ政権による関税が発動し、自動車業界に激震が走った。日産自動車はさっそく米国での生産縮小計画を撤回し、その分日本からの輸出を減らすと発表した。米国ほど自国第一主義を前面に出しているわけではないが、欧州をはじめ、中国やタイ、 ...
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2025年5月2日、2025年3月期の連結決算(国際会計基準)を発表した。売上高に当たる売上収益は前の期比12%増の7282億円、営業利益は18%増の676億円と増収増益だった。売上収益と全ての利益項目、受注高 ...
円滑な有給休暇の取得に向けて、意外に取り組まれていないのが休暇を取得するための計画を立てることです。管理職も部下も気兼ねなく休むためには、お互いに「事前に相談・調整する」という準備が必要です。管理職には、部下が有給休暇を取得しやすい職場環境を整える義 ...
NTTは2025年5月2日、光通信用デバイスに使う半導体薄膜の成膜条件をAIで導き出す新手法を実現したと発表した。機械学習手法の1つであるベイズ最適化を用いつつ、半導体物性の知識を組み合わせた工夫を施すことで、意図する実験条件導出の精度を高めた。
政府が2050年のカーボンニュートラル(温暖化ガス排出量実質ゼロ)実現を掲げるなか、脱炭素の波は港湾にも押し寄せている。国土交通省はカーボンニュートラルポート(CNP)の形成を推進。25年4月18日時点で、全国の46港湾が具体的な目標や事業を盛り込ん ...